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4月 05

サウナ文化

フィンランドと言えば、まずはじめに連想されるのがサウナ。それだけサウナが生活に欠かせないものであることが容易に理解できる。もうフィンランドに住んで延10年を越すが、どれだけそのサウナを理解できたかは未だに疑問。

まず知り合いとサウナに入ると、さまざまな話で盛り上がる。ジョークなども飛び交う。フィンランド人は寡黙でシャイと言われたりもするが、サウナの中は別。

家族とのサマーコテージ(といってもただの湖畔の小屋)で入るサウナは、サウナ作りから始まる。薪をおこし、湖から汲んだ水を薪サウナストーブの脇でいっしょに沸かし、サウナを温める。

最近はアロマなどを取り入れた、美容サウナもあるようだ。様々な形でサウナは広がりを見せている。

本当にサウナを理解できているか?の自問自答にはまだNOと答えるはず。ただの知識だけ、ちょっとした経験だけでは理解できない奥の深さを感じずにはいられない。

ただサウナをより理解するうえで、スモークサウナが一つのポイントのように思う。サウナ小屋自体がストーブで、そこで薪を熾しサウナを作る。すぐには一酸化炭素がいっぱいで危険で入れない。数時間後落ち着くのを待つ必要がる。

そんなスモークサウナは、もちろん電気は使わず、薪が燃える音もしない静寂、そして闇。唯一サウナで温まった石に水をかけ水が水蒸気に変化する音とそれとは相反するやさしい温かさがサウナに充満する。オリジナルを何度か経験する事によって、初めて理解を深められるような気がした。

朝6時のスモークサウナ小屋。すでに煙が。入れるのは15時から。(写真:Kiilöpää)

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